こんにちは。
グラフィックデザインを中心にフリーランスデザイナーとして活動している楽大舎【らくだいしゃ】です。
このブログでは、デザインを生業として25年間生き抜いてきた中で修得したデザイナーとして生き抜くちょっとしたテクニックを紹介していきます。
デザインのスキルを上げたい方に是非!ご覧いただき実践していただきたい内容となっています。
多感な時期を過ごした80年代。
今尚、自分の趣味・趣向のベースになっている事は間違いありません。
様々なメディアが今では考えらえないような情報を発信していた時代。
そんな80年代ですが、最近では80年代の曲がカバーされたりと少しスポットを浴びています。今聞いても良い歌謡曲ですね。
そんな80年代を表現するのに必須のグラフィックデザインの作り方を公開致します。
一部フォトショップを使っておりますが、使わなくても最後までできます。
まずは、架空の案件を設定します。
今回のテクニックを紹介するのに架空の案件を設定しました。
お題は…
ダンススタジオ「Keep on shining」のキービジュアル作成
【Keep on shiningとは】
スタジオコンセプトは「輝き続ける」。
抜けたスタジオ名です!
映画「フラッシュダンス」を見てジャズダンスに目覚めたダンサーが経営するダンススタジオ。ただ、最新のダンステクニックは教えていない。あくまでも80年代のジャズダンスがベースのダンスレッスンをする教室である。
今尚、レッスンのスタートは「フラッシュダンス」の鑑賞からというイメージを大切にするダンススタジオだ。
ダンサーとしてのシンデレラストーリーを描いている方にオススメ!
この画像を作っていきます。
今回紹介するテクニックで作るビジュアルです。
シニア層には懐かしく、若者には新鮮に。どういう場面で使うかはあなたのセンス次第です。では、はじめていきましょう。
今回の素材はこれだけです。
●ダンススタジオ名ロゴ
●バックイメージ ※素材は無料配布サイトの写真を加工
●幾何学パターン
●コピーのテキスト
●人のシルエット
ダンススタジオ名のロゴ化
ベースとなる書体を選び装飾部分を取りスッキリさせ、読みやすくします。
ツールバーの【はさみツール】を使い装飾部分をカットしていきます。
また、Sとhの繋ぎを他の流れと合わせて繋いでいきます。
ツールバーの【ペンツール】&【楕円ツール】を使い輝きをパターンで入れていきます。
ここで、CGによる光などを入れてしまうと80年代感が薄れてしまいます。
また、iの一部を光のアイコンにすると一層80年代感が増していきます。
ロゴを組み直して一体感を出して完成です。
幾何学パターンの作成
上記のツールを使い各パーツを作ります。単純な作業ですので作り方は省略しますね。
そしてピンクをベースに配色していきます。80年代風には原色が合います。
ダンサーのシルエット作成
お好みのポースをした人の写真を探します。
その写真をイラストレーターのドキュメントに配置し【ペンツール】で輪郭をトレースします。
次にそのトレースしたシルエットを黒で塗り線を無しにします。そして、そのシルエットをコピー&ペーストで背面にコピー。その背面のシルエットの白の線をお好みの太さでつけ【効果】→【ぼかし】でぼかしをつけて完成です。
バック光イメージの作成
このイメージだけフォトショツプで作りましたが、イラレ上で完結することも可能なイメージですので、やりやすい方で作って下さい。
キャッチコピーの設定&装飾
Let’s goという言葉のチョイスやスタジオのジの装飾方法などで80年代風を演出。
素材を組み合わせて完成です。
作ってきた素材を組み合わせていきます。
幾何学模様は斜めにしバランスを考えて配置していきます。
これで完成です。
そのほかにも80年代風デザインの作り方など公開中です。
まとめ
〇〇風のデザインにしたい!なんていうオーダーがある時があります。そんな時のために〇〇風にするには何がポイントなのか普段からアンテナを張って置くことが必要かもしれませんね。ポイントさえ見つけられればそれっぽくなるんです。
今回紹介したテクニックは初心者でも気軽にトライ出来ます。
是非、実際の仕事や作品づくりなどでお試し下さい。