こんにちは。
グラフィックデザインを中心にフリーランスデザイナーとして活動している楽大舎【らくだいしゃ】です。

令和の時代、「鬼滅の刃」や「シン・エヴァンゲリオン」などが爆発的にヒットし社会現象化。その主題曲も話題なり大ヒット曲となっています。
昭和〜平成の中でも数多くの生まれたアニメは子供から大人までを楽しませてくれるエンターテーメントでした。子供時代の楽大舎もテレビで放映されるアニメーションを楽しく見ていました。そこで使われていたテーマ曲はみんなが口ずさみ今でもカラオケでは盛り上がる曲として愛されています。
また、今や日本のアニメーションは世界に誇れる文化となり、オリンピックの選手入場行進のプラカードのデザインに吹き出しが使われる程です。

そこで、今回は子供の頃に夢中になった昭和のアニメを「楽大舎」的な切り口でご紹介したいと思います。
といっても…「楽大舎」はアニメに精通しているわけではないので、ずっ〜と気になっていた事をみなさんに投げかけるような内容となっています。

ずっ〜と気になっていた事…は、

なぜ、昭和のアニメのエンディング曲はあんなに切ないのか!?という事です。

それでは「楽大舎」的な選曲として3曲ご紹介します。

1.タイガーマスク

ご存知「タイガーマスク」です。
孤児院「ちびっこハウス」で育った伊達直人は、悪役レスラー養成機関「虎の穴」からタイガー・マスクとしてデビュー。自分を慕ってくれる孤児たちのために、「虎の穴」を裏切り次から次へ送り込まれる虎の穴からの刺客と闘い続ける。という感じのアニメでした。
夢中で見ていました。自分もタイガーマスクと一緒に「虎の穴」と戦っているような気持ちでした。
こんな気持ちで見終わった後にこの曲です。すごく切なく、悲しい気持ちになったのを思い出します。
現実の世界に戻りなさ〜い!あなたは伊達直人でもなければタイガーマスクではありませ〜ん!と言われているようでした。

🎶「温かい人の情けを〜胸を打つ熱い涙を〜知らないで育った僕はみなしごさ〜」令和の時代ならコンプライアンス的にアウトになりそうですね。

「みなしごのバラード」、大好きだったタイガーマスクより渾身の一曲。

2.ルパン三世

「ルパン三世」です。
フランスの大怪盗アルセーヌ・ルパンの子孫である主人公・ルパン三世が、仲間の次元大介、石川五ェ門、峰不二子とともに世界中のお宝を盗み出します。というお話です。ざっくりですみません。
普段はおちゃらけているルパンですが、ここ一番のかっこ良さと女性に優しいいダンディーなルパンが大好きでした。
切なくも大人な感じのルパンのダンディーさを感じさせるエンディング曲「ワルサーP38」です。

3.天才バカボン

「天才バカボン」。
バカ田大学を主席で卒業したバカボンのパパが「これでいいのだ!」を合い言葉に日々楽しく自由に生きる痛快ギャグ漫画?…いや哲学書の様なアニメでした。子供の頃はテレビの前でただただ大笑いしていましたが、大人になって見てみるとまた違った見方、感じ方ができるアニメです。
そのエンディング曲も流石!
タイトルからして泣けます。曲調も出だし演歌?…みたいな。
「41才の春」です。

「楽大舎」も気づけばバカボンのパパより年上になりました。
とてもあの哲学的な生き方には及びませんが、なんとか生き続けています。なので、冷たい目で見な〜いで〜。

4.まとめ

今回はずっ〜と気になっていた事をみなさんに投げかけるようなブログとなってしまいましたが、今回紹介したアニメ以外にも昭和のアニメのエンディング曲は切ないものが多いです。
皆さんも「昭和のアニメエンディング曲切ない説」検証して見てください。
今回はデザインとは少し離れた感じがありますが、物の伝え方や考え方の手法はデザインと共通していると思います。紹介したどの曲からも主人公の人柄やその背景を感じ取れます。

https://note.com/rakudaishadomei/n/n5cfcf7720b6f